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鳳凰于飛

読み方:ほうおう うひ

意味

鳳凰が仲よく飛び立つこと。転じて、夫婦が愛し合い、円満に仲むつまじく暮らすことのたとえ。主に結婚を祝福し、新郎新婦の末永い幸福を願う言葉として用いる。

由来

中国最古の詩歌集「詩経」の「大雅・巻阿」にある「鳳凰于飛、翽翽其羽(鳳凰飛びて、その羽を翽翽たらしむ)」に基づく。詩は周代に歌われ、「詩経」はおおむね春秋時代の前6〜前5世紀ごろまでに編纂されたとされる。鳳を雄、凰を雌とみなす伝統から、後に夫婦の和合や結婚の祝福を表す語となった。

備考

婚礼の祝辞、祝電、書画の題などで用いられる雅語。日常会話ではあまり使われない。「鳳凰」は中国の伝説上の瑞鳥であり、実在の鳥を指す語ではない。

誤用・混同注意

  • 「鳳凰有飛」と書くのは誤りで、「鳳凰于飛」とする。
  • 「于」を「ゆ」と読まず、慣用的な読みは「ほうおううひ」である。

例文

  • 結婚式の祝辞で、新郎新婦の鳳凰于飛を心から願った。
  • 長年連れ添う二人は、まさに鳳凰于飛とたたえられる仲のよい夫婦だ。
  • 床の間には「鳳凰于飛」と書かれた掛け軸が飾られ、婚礼を祝っていた。

分類

類義語

対義語

  • 琴瑟不調
  • 夫婦不和

この四字熟語に使われている漢字