食藿懸鶉
読み方:しょくかく けんじゅん
意味
豆の葉のような粗末な食べ物を食べ、破れて垂れ下がる衣服を着るほど、生活が非常に貧しいこと。粗食と粗末な衣服による極貧の暮らしを表す。
由来
「懸鶉」は、中国の『荀子』大略篇にある、貧しい子夏についての「子夏貧、衣若懸鶉(子夏は貧しく、その衣は懸けた鶉のようであった)」という記述に基づく。「食藿」は豆の葉を食べる意で、粗末な食事を表す。これらが結び付き、極めて貧しい暮らしをいう成語となった。『荀子』は戦国時代末期、紀元前3世紀頃の書である。
備考
日常会話ではあまり用いない漢文調・文章語の表現である。貧困を表す強い語なので、実際の困窮を安易に美化したり軽く扱ったりしない配慮が必要。
補足
- 「食霍懸鶉」は誤り。「藿」は草冠に「霍」と書く。
- 「懸鶉」を「けんうずら」と読まない。四字熟語としての読みは「しょくかくけんじゅん」。
例文
- 祖父は若い頃、食藿懸鶉の暮らしを経験しながら学問を続けた。
- この小説は、主人公一家が食藿懸鶉の日々から立ち上がる過程を描いている。
- 彼は成功した後も、食藿懸鶉だった時代の苦労を忘れなかった。
分類
類義語
対義語
この四字熟語に使われている漢字
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