風檣陣馬
読み方:ふうしょう じんば
意味
風を受けて進む帆船の帆柱と、戦場に並ぶ馬の意から、勢いが雄大で勇ましく、動きに力強さや速さがあることをいう。特に、詩文・書画などの筆致や表現が、迫力に満ちて力強いさまを形容する。
由来
中国・唐代の詩人杜牧(803~852)が、9世紀前半に記した「李賀詩序」に由来する。杜牧は詩人・李賀の詩の特質を論じ、「風檣陣馬、不足為其勇也」と述べた。風を受ける船の帆柱や戦陣の馬ほどでも、李賀の詩がもつ勇壮な勢いは表しきれない、という趣旨である。
備考
主に詩文・書画・文章などの力強い表現を評する際に用いる雅語的な語。日常会話で人や出来事に用いることは比較的少ない。「檣」は帆柱(ほばしら)の意。
補足
- 「檣」を、意味の異なる「牆」などと書き誤らないよう注意する。
- 読みを「ふうそうじんば」としない。標準的な読みは「ふうしょうじんば」。
例文
- この書は筆勢が風檣陣馬で、見る者を圧倒する力を持っている。
- 戦闘場面を描くその詩には、風檣陣馬の気迫がみなぎっている。
- 若い作家の文章は風檣陣馬の調子で展開し、読者を一気に物語へ引き込んだ。
分類
類義語
- 気勢雄大
- 竜騰虎躍
- 縦横奔放
対義語
この四字熟語に使われている漢字
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