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靦然自省

読み方:てんぜん じせい

意味

「靦然自省」は、主要な国語辞典に四字熟語として立項される定着語ではない。字義どおりには、恥じ入る気持ちで自分の言動を振り返ること、と理解できる。ただし固有の慣用的な意味や用法は確立していないため、「靦然として自省する」「自らを省みる」などと表すほうが明確である。

由来

古典の成句としての出典や成立時期は確認できず、不明である。「靦然(てんぜん)」(恥じ入るさま)と「自省」(自分の言動を省みること)を組み合わせた表現と考えられる。定着した四字熟語の「靦然自失(てんぜんじしつ)」と混同して作られた可能性がある。

備考

通常の四字熟語としては用いない。「靦然自失」は恥じ入って我を失う意であり、「自分を反省する」意味の「自省」とは同義ではない。

補足

  • 「靦然自省」を定着した四字熟語だと考える誤解。主要国語辞典の四字熟語項目としては確認しにくい。
  • 「靦然自失(てんぜんじしつ)」との混同。「自失」は恥じ入って平静を失うことで、「自省」とは意味が異なる。
  • 「靦然」を「めんぜん」などと読む誤り。通常は「てんぜん」と読む。

例文

  • 報告書に「靦然自省」とあったが、定着した四字熟語ではないため、意味が伝わりにくい。
  • 失言を恥じて自分を省みたという趣旨なら、「靦然として自省した」と書くほうが自然である。
  • 恥じ入って我を失うことを表したい場合は、「靦然自失」を用いるのが適切である。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字