雲程万里
読み方
うんていばんり
意味
雲のかなたまで続くような、非常に遠い道のりをいう。転じて、将来に向けて進む遠大な前途や、立身出世・大事業の達成を目指す大きな志を表す。若者などの将来が大きく開けていることを祝福・激励する文脈でも使う。
由来
中国の古典漢文に基づく漢語表現である。「雲程」は雲の上を行くほど高く遠い道のり、または高い地位へ至る道筋をいい、「万里」はきわめて長い距離を表す。これらを重ねて、遠大な行路や前途を表現した。特定の単一典拠および正確な初出年は未詳で、日本には漢籍の受容を通じて伝わり、四字熟語として定着した。
備考
文章語・祝辞などで用いられるやや格調高い表現。「雲程万里の前途」「雲程万里の志」のように使う。日常会話では「前途有望」「大きな志」などが一般的。
例文
- 彼は雲程万里の志を抱き、故郷を離れて学問の道へ進んだ。
- 卒業生諸君の雲程万里の前途に、心からの期待を寄せます。
- 事業を始めたばかりで道のりは長いが、雲程万里の覚悟で挑戦を続ける。
類義語
対義語
- 前途多難
- 前途暗澹
- 行き詰まり