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前程万里

読み方:ぜんてい ばんり

意味

将来の道のりや見込みが、万里も続くほど大きく開けていること。特に、若者や才能ある人の将来が非常に有望で、活躍の可能性が大きいことをほめ、励ます意味でいう。

由来

中国・唐代(9世紀ごろ)の尉遅枢(うっちすう)による随筆・逸話集『南楚新聞』に見える「此児可謂前程万里也(この子は前程万里というべきだ)」に基づく。「前程」はこれから進む道・将来、「万里」は非常に遠い距離を表し、将来性が限りなく大きいことをいう。

備考

主に若者や新進の人物の明るい将来を祝福・激励する改まった表現。「万里」を実際の旅行距離としていう語ではない。日常会話より、祝辞・推薦文・文章語で用いられやすい。

別表記

  • 前程萬里

補足

  • 「前途万里」と書くのは一般的な四字熟語としては不適切で、「前程万里」が正しい。
  • 「万里」を実際に非常に長い旅をするという意味だけに解するのは誤りで、主に将来性の大きさを表す。
  • 「ぜんていまんり」ではなく、通常は「ぜんていばんり」と読む。

例文

  • 若くして研究成果を上げた彼女は、まさに前程万里の研究者だ。
  • 新天地へ旅立つ卒業生たちの前程万里を、心から祈っている。
  • この経験を糧にすれば、君の前程万里はますます確かなものになるだろう。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字