検索

雨過天晴

読み方:うか てんせい

意味

雨がやんで空が晴れ渡ること。転じて、苦難・混乱・不運などの悪い状況が過ぎ去り、明るく希望のある状態になることをいう。

由来

中国・明代の謝肇淛(しゃちょうせい)による随筆『五雑俎(ござっそ)』に見られる語とされる。『五雑俎』は17世紀初頭、1616年ごろに刊行された。もとは雨が過ぎて空が晴れる自然現象を表し、のちに苦境を脱して事態が好転するたとえとして用いられるようになった。

備考

自然の天候についても、苦難の後に状況が好転する比喩としても使う。やや文章語的で、祝辞や激励文などでは希望を表す語として用いられる。

補足

  • 「雨過天青(うかてんせい)」と混同されやすい。意味の近い別の成句として扱われることが多い。
  • 標準的な読みは「うかてんせい」であり、「あめかてんせい」とは読まない。

例文

  • 豪雨が去り、山あいには文字どおり雨過天晴の空が広がった。
  • 長引いた交渉がようやく妥結し、部署には雨過天晴のような安堵感が漂った。
  • 苦しい治療を乗り越えて復職できた今、彼女は雨過天晴の心境だと語った。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字