阿附迎合
読み方:あふ げいごう
意味
他人、特に権力者や有力者の意見・好みに無批判に合わせ、気に入られようとすること。自分の信念や主体性を曲げて追従するという、非難的な意味を伴って用いる。
由来
「阿附」は相手にへつらい従うこと、「迎合」は相手の意向や好みに合わせて取り入ることをいう。いずれも中国由来の漢語であり、それらを重ねて強調した表現である。「阿附迎合」という四字の定型句については、特定の古典典拠や正確な成立年代は明確ではない。日本語では近代以降、権力者や多数派への無批判な追従を批判する語として用いられている。
備考
多くの場合、主体性を失って権力者・有力者・多数派にこびる態度を批判する文脈で使う。「迎合」だけでも近い意味を表せる。
別表記
- 阿付迎合
補足
- 「阿諛迎合」は近い意味をもつ別の四字熟語であり、「阿附迎合」の単純な誤記・異表記とは限らない。
- 「迎合」を単なる協調や合意形成の意味と誤解しない。相手に取り入ろうとする非難的な語である。
例文
- 彼は昇進を狙って上司に阿附迎合するばかりで、自分の意見をほとんど述べない。
- 世論への阿附迎合ではなく、客観的な根拠に基づく政策判断が求められる。
- 報道機関が権力への阿附迎合に陥れば、市民からの信頼を失うだろう。