金剛不壊
読み方:こんごう ふえ
意味
金剛石(ダイヤモンド)のように非常に堅く、決して壊れないこと。本来は仏の身や仏の智慧が不滅であることをいう仏教語で、転じて、信念・意志・団結などがきわめて強固で、少しのことでは揺らいだり損なわれたりしないことにもいう。
由来
仏教語。「金剛」は古代インド語のヴァジュラ(vajra)の漢訳で、もとは雷神の武器、のちに金剛石のように最も堅いものを指した。「不壊」は壊れない意である。中国で訳された仏典、特に『大般涅槃経』などに、如来の身を「金剛不壊」とする表現が見られる。日本には仏教伝来(6世紀ごろ)以後に伝わった。
備考
主に仏教・漢文調の硬い表現で、「金剛不壊の信念」「金剛不壊の団結」のように用いる。「不壊」は「ふえ」と読み、「ふかい」とは読まない。
別表記
- 金剛不壞
補足
- 「不壊」を「ふかい」と読むのは誤りで、正しくは「ふえ」。
- 「金剛不敗」と書くのは誤り。正しくは「金剛不壊」。
例文
- 長年の試練を経ても、彼の正義を貫く意志は金剛不壊だった。
- 両国の信頼関係を金剛不壊のものにするため、対話を重ねている。
- 寺では、仏の金剛不壊の智慧をたたえる法要が営まれた。
分類
類義語
対義語
- 脆弱
- 有為転変