追根究底
読み方:ついこん きゅうてい
意味
物事の表面的な事情だけで満足せず、その原因・由来・本質を根本までたどって、徹底的に明らかにしようとすること。特に、疑問点や事件の真相を細部まで追及する意味で用いる。
由来
中国語の成語に由来する。中国の劇作家・洪深の戯曲「飛将軍」(20世紀前半)には「追根究底」の用例が見られる。「追根」は根・根源をたどること、「究底」は底、すなわち物事の奥底まで究めることをいう。二つの近い意味を重ね、根本まで徹底して調べる意となった。成立した正確な年は特定しにくい。
備考
調査・報道・研究などで、原因や真相を徹底して追う場合に使う。人の私事や小さな失敗について用いると、しつこく詮索するという否定的な響きを伴うことがある。
補足
- 「追根窮底」と書くのは一般的な標準表記ではなく、通常は「追根究底」と書く。
- 「追根問底」は近い意味をもつ別表現であり、「追根究底」の単なる表記ゆれではない。
例文
- 警察は事故の原因を追根究底し、再発防止策を検討した。
- 記者はその不正疑惑を追根究底して、資金の流れを明らかにした。
- 細かな失敗をいつまでも追根究底するより、改善策を考えることも必要だ。
分類
類義語
- 追根問底
- 追本溯源
- 徹底究明
- 原因究明
対義語
- 浅尝輒止
- 浮光掠影
- 隔靴掻痒
この四字熟語に使われている漢字
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