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超然自得

読み方

ちょうぜん じとく

意味

世俗の利害や周囲の評価などに心を乱されず、それらを超越したように、落ち着いて自分の心を保つこと。また、そのような境地に満ち足りていること。「超然」は世俗から離れてこだわらないさま、「自得」は自ら悟り、心に得ることをいう。

由来

中国の禅宗語録に由来する語とされる。宋代の僧・普済が編んだ『五灯会元』(1252年成立)に、悟りを得て「超然自得」する趣旨の用例が見られる。日本では漢籍由来の四字熟語として定着し、世俗を超えた心の落ち着きや満足を表す。

備考

褒め言葉として、世俗的な利害に左右されない落ち着きや精神的充足を表す。一方で、文脈によっては周囲に無関心・冷淡であるように見える含みを持つこともある。

例文

  • 彼は昇進争いには加わらず、超然自得として研究に打ち込んでいる。
  • 批判を受けても彼女は超然自得の態度を崩さず、自分の信念を貫いた。
  • 山中で簡素に暮らす老画家の姿には、どこか超然自得した趣があった。

類義語

対義語

  • 利害得失にとらわれること
  • 名利を追求すること
  • 汲々奔走

この四字熟語に使われている漢字