談論風生
読み方:だんろん ふうしょう
意味
議論や話がたいへん活発に盛り上がり、聞く人を引き込むほど生き生きとしていること。「風生」は風が起こる意で、談論に勢いが生じることを風が吹き起こる様子にたとえた表現。
由来
中国の正史『晋書』袁瑰伝に見える「談論風生」に由来する故事成語とされる。『晋書』は唐代に房玄齢らが編纂し、646年に成立した。袁瑰の学識や、話すと議論が生き生きと勢いづく才能を評した表現である。
備考
主に文章語・やや改まった表現として用いる。「談論風生を極める」「談論風生となる」のように使う。単に話すことではなく、議論や会話が活気に満ちるニュアンスを含む。
補足
- 「談論風声」と書くのは誤り。正しくは、風が生じる意の「風生」。
- 「談笑風生」と混同されることがある。「談笑風生」は談笑が生き生きとしていることをいう類義表現。
例文
- 研究会では新説をめぐって談論風生となり、予定の時間を大幅に過ぎた。
- 恩師を囲む会では、学生時代の思い出話に談論風生のひとときが続いた。
- 二人の評論家は新作映画について談論風生し、会場を大いに沸かせた。
分類
類義語
対義語
- 沈黙寡言
- 寡黙無言