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虚々実々

読み方:きょきょ じつじつ

意味

うそ・見せかけである「虚」と、本当の行動・実力である「実」を巧みに織り交ぜ、相手の意図を探りながら互いに策略をめぐらすこと。軍事上の戦術をもとにした語で、現在は政治、交渉、商戦、スポーツなどで、手の内を隠して激しく駆け引きする様子にもいう。

由来

明代の通俗小説『三国演義』(14世紀後半〜15世紀初め頃に成立とされる)第四十九回に見える「虚虚実実、用兵之法也」に由来する。これは「見せかけと実際を使い分けることが、兵を用いる方法である」という趣旨である。日本語では、互いに虚実を交えて策略を競う意の四字熟語として定着した。

備考

軍事的な場面に限らず、政治・外交・商談・競技などにも広く用いる。一般に「虚々実々の駆け引き」「虚々実々の攻防」のように使う。単に真実とうそが混ざるという意味ではなく、相手を惑わせる戦略性を含む。

別表記

  • 虚虚実実

補足

  • 単に「うそと本当が混じっている」意味だとするのは不十分で、互いに虚実を使い分けて策略を競う意である。
  • 「虚々実実」などと片方だけに踊り字を用いる表記は一般的ではない。

例文

  • 両社は新製品の発売時期をめぐり、虚々実々の駆け引きを続けている。
  • 選挙戦は、候補者側が情報を出したり伏せたりする虚々実々の攻防となった。
  • 決勝戦では、相手の狙いを読ませない虚々実々の戦術が勝敗を分けた。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字