老謀深算
読み方
ろうぼうしんさん意味
長年の経験に裏打ちされた、深く周到な計画やはかりごとをいう。「老謀」は老練で経験豊かな者の策略、「深算」は先々まで深く考えた計画の意。知恵に富むという褒めの意味のほか、相手を出し抜くほど抜け目なく策を巡らすという、やや警戒・批判的なニュアンスでも用いる。由来
中国語由来の四字熟語。「老謀(老練な者のはかりごと)」と「深算(深く計算・計画すること)」を組み合わせた語である。中国・清末の曾朴(そうほく)による小説『孽海花(げつかいか)』第29回(20世紀初頭、1900年代)に用例が見られるとされ、日本でも漢語の四字熟語として定着した。備考
「老」は単に高齢であることではなく、経験を積んで老練であることを表す。「老謀深算をめぐらす」の形でよく使う。文脈によっては、策士的で油断ならないという含みを持つ。例文
- 彼は長年の交渉経験を生かし、老謀深算をめぐらして合意をまとめた。
- 一見すると偶然の人事配置に見えたが、実は社長の老謀深算によるものだった。
- 相手の老謀深算を見抜けなければ、こちらは不利な条件をのまされかねない。
類義語
対義語
- 軽慮浅謀
- 浅慮軽率
- 無計画