深慮遠謀
読み方
しんりょ えんぼう
意味
深く慎重に考え、遠い将来まで見通して計画や方策を立てること。「深慮」は深い考え、「遠謀」は将来を見越した計画・はかりごとをいう。目先の利益や問題だけでなく、長期的な結果を考慮する場合に用いる。
由来
中国・唐代(9世紀前半)の文人、韓愈の上奏文「黄家賊事宜状」に見える語とされる。「深慮」は深く考えること、「遠謀」は遠い将来まで見通した計画の意であり、両者を並べて周到で長期的な計画性を表す。
分類・構成
備考
主に文章語・硬い表現として用いる。「深慮遠謀を巡らす」「深慮遠謀をもって決断する」のように使う。類義の「深謀遠慮」も広く用いられる。
誤用・混同注意
- 「深謀遠慮」と混同しやすいが、「深謀遠慮」も別に正しい四字熟語である。
- 単に規模の大きい計画を指すのではなく、深い検討と長期的な見通しを含む語である。
例文
- 経営陣には、十年先を見据えた深慮遠謀が求められる。
- 目先の利益に流されず、深慮遠謀をもって地域政策を策定した。
- その改革が成功したのは、指導者の深慮遠謀によるところが大きい。
類義語
対義語
- 短慮軽率
- 無計画
- 近視眼的