精神一到
読み方:せいしん いっとう
意味
精神を一つのことに集中させて取り組めば、どのような事でも成し遂げられるということ。「精神を集中させること」の意でも用いる。強い意志と専念の大切さを表す言葉。
由来
中国・南宋時代(12~13世紀)の儒学者、朱熹(朱子)の語とされる。朱熹の言行を弟子たちがまとめた『朱子語類』にある「精神一到、何事不成(精神が一つに至れば、何事か成らざらん)」に基づく。日本では前半の「精神一到」が四字熟語として用いられる。
備考
「精神一到、何事不成」の形で、後半を伴って引用されることが多い。「一到」は一度到達するという意味ではなく、精神が一点に集中して行き届く意である。
補足
- 「一到」を「一度到達する」の意味と解釈するのは不適切で、ここでは精神を一点に集中させる意。
- 「精神一倒」と書くのは誤り。
例文
- 難関の資格試験でも、精神一到の決意で毎日学習を続けた。
- 彼女は研究に精神一到し、長年の実験をついに成功へ導いた。
- 精神一到、何事不成という言葉を胸に、最後まであきらめずに挑戦しよう。