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竜蛇混雑

読み方:りゅうだ こんざつ

意味

優れた人物と劣った人物、善人と悪人、賢者と愚者などが、一つの集団や場所に入り交じっていること。竜は優れた者、蛇は劣った者のたとえである。

由来

中国禅宗の灯録に見られる禅語で、宋代の禅宗語録『景徳伝灯録』(1004年成立)などに用例があるとされる。「竜」は賢者・優れた者、「蛇」は愚者・劣った者を象徴し、それらが混じり合う状態を表した。日本でも禅語・漢語として定着した。

備考

やや硬く古風な書き言葉で、人物・人材・作品などの質に大きな差がある場合に用いる。「混雑」から、単に人が込み合う意味だと誤解しないよう注意する。

別表記

  • 龍蛇混雑

補足

  • 「混雑」を単に人や物が込み合っている意味と解釈するのは誤り。賢愚・善悪・優劣の異なる者が入り交じることをいう。
  • 「竜蛇混在」は一般的な四字熟語としては定着していない。

例文

  • この業界は経験豊富な専門家から根拠の薄い助言者まで竜蛇混雑であり、情報を見極める力が必要だ。
  • 応募作品は竜蛇混雑だったが、審査員はその中から独創性の高い作品を選び出した。
  • 大都市には多様な人材が集まるため、竜蛇混雑の場では一律の評価だけで人を判断できない。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字