良莠不斉
読み方:りょうしゅう ふせい
意味
良いものと悪いもの、優れた人と劣った人などが入り交じり、品質・能力・内容にばらつきがあること。「莠」は稲に似た雑草を指し、転じて悪いもの・劣ったもののたとえである。単に数や形が不ぞろいというより、優劣が混在していることをいう。
由来
「良」はよい稲・よいもの、「莠」は稲に似て生える雑草、転じて悪いものを表す。「良莠不斉」は、良いものと悪いものが一様にそろわず混在するという意味の語である。中国・清代の紀昀(1724~1805)による随筆『閲微草堂筆記』巻十に用例が見られ、同書はおおむね1789~1798年ごろに編まれた。
備考
人・作品・情報・商品など、一定数集まった対象の質に優劣が混在する場合に用いる。個人一人の評価に使うより、集団や集合物についていうのが自然である。やや硬い漢語表現。
別表記
- 良莠不齊
補足
- 「良秀不斉」と書くのは誤り(正しくは「良莠不斉」)。
- 単に「大きさや形が不ぞろい」という意味に限定するのは不十分で、優れたものと劣ったものが混在する意が中心である。
例文
- 応募作品は良莠不斉だったが、審査の結果、特に優れた数点が選ばれた。
- インターネット上の健康情報は良莠不斉なので、発信元や根拠を確かめる必要がある。
- この分野の講師は良莠不斉であるため、受講者の評価を参考にして選ぶとよい。
分類
類義語
対義語
- 粒ぞろい
- 均一
- 精鋭ぞろい