玉石混淆
読み方:ぎょくせき こんこう
意味
価値のあるもの・優れたもの(玉)と、価値の低いもの・粗悪なもの(石)が入り混じっていること。特に、人材・作品・情報などに、良いものと悪いもの、真実と偽りが区別されずに混在している状態をいう。
由来
中国・晋代(4世紀)の葛洪による『抱朴子』外篇「尚博」にある「真偽顛倒、玉石混淆(真偽が逆転し、玉と石とが混じり合う)」に基づく故事成語。「玉」は貴重で良質なもの、「石」は価値の低いもののたとえである。
備考
「混淆」は“こんこう”と読む。「玉石混交」とも書く。人・作品・情報・商品の質などが一様でなく、優劣が混ざっている場面で用いる。単に種類が多いという意味ではない。
別表記
- 玉石混交
誤用・混同注意
- 「玉石混交」も辞書に認められる表記だが、故事の原文に基づく代表的な表記は「玉石混淆」。
- 「玉石混合」と書くのは一般的な四字熟語の表記としては不適切。
- 「玉石混淆」を、単に多種多様なものが集まっているという意味で用いるのは不正確で、価値・質の異なるものが混在する意を含む。
例文
- インターネット上には、信頼できる記事と誤情報が玉石混淆に存在する。
- 応募作品は玉石混淆だったが、審査員はその中から光る才能を見いだした。
- 中古市場では品質が玉石混淆なので、購入前に商品の状態をよく確認する必要がある。
分類
類義語
対義語
- 玉石分明
- 真贋分明