竜攘虎搏
読み方:りゅうじょう こはく
意味
竜と虎が激しく戦う意から、実力・勢力がほぼ同等の強者どうしが、勝敗を決めようとして激しく争うことをいう。主に競技、政治、商戦などで、互角の有力者・有力組織が対決する場面を表す。
由来
「竜」と「虎」は、古く中国でともに強大な力や英雄を象徴する動物とされた。「攘」は押しのける・争う、「搏」は打つ・戦う意であり、両者が激突する様子を表した漢語的な四字表現である。特定の中国古典における初出や成立年代は明確ではない。
備考
文章語・やや古風な表現で、実力が伯仲する強者どうしの激しい争いに用いる。「竜争虎闘」とほぼ同じ意味で使われる。
別表記
- 龍攘虎搏
誤用・混同注意
- 「竜攘虎博」と書くのは誤り。戦う意の字は「搏」。
- 「竜争虎闘」と意味は近いが、別の四字熟語である。
例文
- 決勝戦は前年度王者と新進気鋭の挑戦者による竜攘虎搏となり、会場は大いに沸いた。
- 二大企業が新市場の主導権を争う竜攘虎搏の商戦が始まった。
- 党首選は有力候補が拮抗し、まさに竜攘虎搏の様相を呈している。