竜争虎闘
読み方:りゅう そう こ とう
意味
竜と虎が互いに激しく争い戦うように、力量・勢力がほぼ同等の強豪や有力者同士が、勝敗を決するために激しく争うこと。スポーツの対戦、企業間競争、政治上の対立などに用いる。
由来
中国の正史『唐書』の「張説伝」が出典として挙げられる。唐代の有力者にまつわる記述を背景に、強大な竜と虎が争い闘う姿から、実力伯仲の二者が激しく対抗する意味になったとされる。『唐書』(旧唐書)は10世紀半ば、945年ごろに成立した。
備考
単にけんかをする意味ではなく、互いに実力や勢力を備えた強敵同士の対決を強調する語。人・組織・スポーツチームなどに用いる。
別表記
- 龍争虎闘
誤用・混同注意
- 「竜争虎斗」は中国語の簡体字を交えた表記であり、日本語の標準的な表記は「竜争虎闘」である。
- 「竜虎闘争」と語順を入れ替えるのは、定着した四字熟語としての表記ではない。
例文
- 業界首位の二社は、新製品の市場をめぐって竜争虎闘を繰り広げている。
- 決勝戦は両横綱による竜争虎闘となり、会場は最後まで熱気に包まれた。
- 選挙戦では二人の有力候補が竜争虎闘を演じ、わずかな票差で勝敗が決した。
分類
類義語
- 竜虎相搏
- 両雄相争う
- 雌雄を決する