確乎不抜
読み方:かっこ ふばつ
意味
意志・信念・態度などが非常にしっかりしていて、外からの圧力や困難があっても少しも揺らがないこと。また、そのようなさま。
由来
中国の古典「易経」乾卦の「文言伝」にある「確乎其不可抜(確乎として、それを抜くことはできない)」に基づく。潜龍の徳、すなわち世間に迎合せず確かな信念を保つ人物像を述べた句である。文言伝の成立時期はおおむね戦国時代から前漢初期(紀元前4〜2世紀ごろ)と考えられている。
備考
主に「確乎不抜の信念」「確乎不抜の態度」のように、強い意志や信条を形容する。硬い文章語であり、日常会話では「揺るがない信念」などと言い換えることが多い。
補足
- 「確固不抜」を「確乎不抜」の異表記とするのは誤り(同義の別の四字熟語)
例文
- 彼は逆境に置かれても、確乎不抜の信念を貫いた。
- 研究者には、流行や周囲の評価に左右されない確乎不抜の姿勢が求められる。
- 度重なる批判を受けても、彼女の人権擁護への決意は確乎不抜だった。