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目不識丁

読み方:もく ふしきてい

意味

文字をまったく読めず、一字も理解できないこと。また、学問や教養がほとんどないことをいう。「丁」は簡単な字の代表であり、それさえ識別・理解できないほど無学である、という意味である。

由来

中国・唐代の故事に基づく。唐の張弘靖が兵士たちに対し、「重い弓を引けても、一字の『丁』を識ることには及ばない」と述べたという話に由来する。典拠は後晋の天福10年(945年)に成立した『旧唐書』の「張弘靖伝」。この「一丁字を識る」という表現から、「目で見ても丁の字すら分からない」、すなわち無学・非識字を表す語となった。

備考

現代では「無学な人」を見下す響きを伴い得るため、他人に直接用いるのは避けたほうがよい。歴史的な非識字の状況を述べる場合や、文語的な表現として使われることが多い。

補足

  • 「めふしきてい」ではなく、読みは「もくふしきてい」。
  • 視力が悪くて見えないという意味ではなく、文字を読めない・教養がないという意味。
  • 「目不職丁」などと「識」を別の字に書くのは誤り。

例文

  • 祖父は学校へ通う機会がなく、若い頃は目不識丁だったという。
  • 目不識丁の人にも理解できるよう、書類には図やふりがなを添えた。
  • かつては目不識丁であることが、社会参加の大きな障壁になる場合もあった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字

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