盛者必衰
読み方:じょうしゃ ひっすい
意味
勢いが盛んで栄えている者・物事も、いつかは必ず衰え滅びるということ。世の中の繁栄や権力、生命などが永続しないという無常観を表す。多く「盛者必衰の理」として用いられる。
由来
仏教経典の『仁王経(仁王般若経)』に見える「盛者必衰、実者必虚」に基づく語とされる。経典の成立事情には諸説があるが、中国でおおむね6世紀頃までに成立・流布した仏典とみなされる。日本では『平家物語』冒頭の無常観とも結び付き、広く知られるようになった。
備考
主に「盛者必衰の理」の形で用いる。単なる悲観ではなく、繁栄・権力・生命が移ろうという仏教的な無常観を表す語である。
例文
- どれほど業績が伸びている企業でも、盛者必衰の理を忘れず、将来への備えを怠ってはならない。
- 栄華を誇った一族が没落していく歴史を見て、盛者必衰を痛感した。
- 『平家物語』は、盛者必衰の無常観を象徴する文学作品として知られている。
分類
類義語
対義語
- 永遠不滅
- 長久繁栄