百年偕老
読み方:ひゃくねん かいろう
意味
夫婦がともに長生きし、生涯にわたって仲むつまじく年を重ねること。「百年」は非常に長い年月、「偕老」は一緒に老いる意で、夫婦の末永い幸福や添い遂げることを祝っていう。
由来
中国最古の詩歌集である『詩経』の「邶風・撃鼓」にある「執子之手、与子偕老(子の手を取り、子とともに老いる)」に見える「偕老」に基づく語である。『詩経』の詩はおおむね紀元前11世紀から紀元前6世紀ごろに成立したとされる。「百年」を加え、夫婦が長く連れ添うことを表す四字熟語となった。
備考
主に結婚祝い、祝辞、夫婦の長寿をたたえる文章で用いる雅語的な表現。「百年」は実際の年数ではなく、生涯・末永さを表す。日常会話では「末永くお幸せに」がより一般的。
誤用・混同注意
- 「百年皆老」と書くのは誤り。正しくは「百年偕老」。「偕」は「ともに」の意。
- 「ひゃくねんかいろう」を、単に長寿を祝う語と誤解しないよう注意。夫婦がともに仲よく老いることをいう。
例文
- 祖父母は結婚六十年を迎え、まさに百年偕老の夫婦である。
- 結婚披露宴で、二人の百年偕老を願って乾杯した。
- 互いを思いやり続けることが、百年偕老の家庭を築く基礎になる。
分類
類義語
対義語
- 夫婦離別
- 生別死別