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百年之好

読み方

ひゃくねん の こう

意味

男女が夫婦となり、生涯にわたって仲むつまじく連れ添うという契り。また、そのような夫婦の縁・結婚をいう。「百年」は人の一生、「好」は親愛・よしみを表す。主に結婚や夫婦の円満を祝福する場面で用いる。

由来

中国・南宋時代(13世紀ごろ)の羅燁による説話集『醉翁談録』所収の「張氏夜奔呂星哥」に、「今世人生、百年之好、乃成於一日也(この世で人が一生を共にする夫婦の契りは、一日にして成る)」とあることに由来するとされる。「百年」は一生、「好」は親愛・よしみの意で、結婚によって結ばれる生涯の契りを表した。

分類・構成

備考

主として結婚、夫婦の契り、夫婦円満を祝う改まった文章で使う。単に「長年の友情」をいう語ではない。日常会話では「末永くお幸せに」などと言い換えることが多い。

誤用・混同注意

  • 単なる長年の友情・交友関係の意味で用いるのは不正確で、基本的には夫婦が生涯を共にする契りを指す。
  • 「百年の好」と表記されることもあるが、四字熟語としての標準的な表記は「百年之好」。
  • 「百年之交」と混同しないよう注意する。

例文

  • 両家の祝福を受け、二人は百年之好を結んだ。
  • 結婚披露宴では、新郎新婦の百年之好を願う温かい祝辞が述べられた。
  • 苦楽を分かち合ってきた夫妻の姿は、まさに百年之好というにふさわしい。

類義語

対義語

  • 夫婦離別
  • 破鏡分釵
  • 琴瑟不調

この四字熟語に使われている漢字