百世不易
読み方:ひゃくせい ふえき
意味
何百代もの長い年月を経ても、決して変わらないこと。「百世」は非常に長い世代・年月、「不易」は変わらない意で、永続する理念・制度・価値などを形容する。
由来
中国の歴史書『漢書』「王莽伝上」に見える語。「淳風百世不易之効(純朴な風俗が長い後世まで変わらない効き目)」などとあり、長い世代を経ても変化しないことを表した。『漢書』は後漢の班固らにより1世紀ごろ(およそ紀元82年ごろまで)に編纂された。
備考
主に「百世不易の原則」「百世不易の価値」のように、変えてはならない理念・伝統を強調して用いる。日常会話より文章語・硬い表現である。
補足
- 「不易」は「ふい」ではなく「ふえき」と読む。
- 「百世」を単に百年の意味と誤解しない。ここでは非常に長い世代・年月を表す。
例文
- 人権を尊重するという理念は、百世不易の価値として守られるべきだ。
- 創業者は、顧客への誠実さを百世不易の社是として掲げた。
- 時代に応じて方法は改めても、平和を願う心は百世不易である。