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民不聊生

読み方:みんぷりょうせい

意味

人民・民衆が、生活の手段や安心して暮らす余裕を失い、非常に苦しい暮らしをしていること。戦乱、災害、重税、悪政などによって、多くの人々が生きていくことさえ困難な状態をいう。

由来

中国の『史記』「張耳陳余列伝」に見える「財匱力尽、民不聊生(財匱しく力尽き、民は生を聊んぜず)」に由来する。秦代の過酷な労役や徴税によって財力が尽き、民衆が生活のよりどころを失った状況を述べた表現である。「聊」は頼る、よりどころとする意で、「民不聊生」は民衆が生計を立てるすべもないことをいう。

備考

文章語・評論語として用いられることが多い。個人の一時的な困窮ではなく、戦乱・災害・悪政などにより民衆全体が深刻な生活苦にある状況を表す。

例文

  • 度重なる干ばつと重税により、その地方の農民は民不聊生の状態に陥った。
  • 戦乱が長引けば民不聊生を招き、社会の秩序も失われる。
  • 為政者は民不聊生を放置せず、生活支援と公正な税制を整えるべきだ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字