朝盈夕虚
読み方:ちょうえい せっきょ
意味
朝には満ち足りていたものが、夕方には空しく失われるという意味。物事の盛衰や世の中の状況、人の心などが、非常に速く大きく移り変わることをたとえる。
由来
中国前漢時代、紀元前2世紀ごろに編纂された『淮南子』に由来するとされる。「朝」は朝、「盈」は満ちること、「夕」は夕方、「虚」は空になることを表し、朝に満ちていたものが夕べには失われるほどの急激な変転をいう。
備考
日常会話ではあまり用いない、漢文調で硬い表現。人の心だけでなく、世相・景気・権勢・流行などの急な変化にも用いる。
別表記
- 朝盈夕虛
例文
- 新興企業が次々に台頭しては姿を消す市場は、まさに朝盈夕虚である。
- 彼は朝盈夕虚の人気に浮かれず、長期的な信頼を築こうとした。
- 展示では、都市の繁栄と衰退を朝盈夕虚という言葉で表現している。