昭然若掲
読み方:しょうぜん じゃっけい
意味
物事の真相や事実などが、少しも疑いようがないほど明白であること。高く掲げた物が誰の目にもはっきり見えるように、きわめて明らかな状態をいう。
由来
中国の古典『荘子』の「達生篇」にある「昭昭乎として、日月を掲げて行くが若し」という趣旨の表現に基づく。戦国時代(紀元前4~3世紀ごろ)に成立したとされる『荘子』で、明白で隠しようのない様子を、日月を高く掲げたようすにたとえたことに由来する。
備考
文章語・硬い表現で、日常会話ではあまり用いない。「明白である」「疑いようがない」という意味で使う。読みは「しょうぜんじゃっけい」であり、「じゃくけい」とは読まない。
別表記
- 昭然若揭
誤用・混同注意
- 「昭然若掲」を「しょうぜんじゃくけい」と読むのは誤り。正しくは「しょうぜんじゃっけい」。
- 「掲」を単に『掲示する』という意味に解するのは不正確で、高く掲げて明瞭に見えることのたとえである。
例文
- 証拠を照合すれば、彼の説明に矛盾があることは昭然若掲である。
- この統計資料は、早急な制度改革が必要であることを昭然若掲に示している。
- 長年の記録を検証した結果、当時の判断ミスは昭然若掲となった。