曖昧模糊
読み方:あいまい もこ
意味
物事の内容・説明・態度・記憶などがぼんやりしていて、はっきり理解したり判断したりできないこと。また、そのさま。「曖昧」と「模糊」という似た意味の語を重ね、輪郭や結論がつかめない状態を強調する。
由来
「曖昧」と「模糊」は、ともに中国語由来の漢語で、いずれも「はっきりしない」「ぼんやりしている」という意味を持つ。それらを並べて意味を強めた四字表現である。特定の故事や古典の一節を典拠とする語とは確認しにくく、成立年・日本語での定着時期は不詳。
備考
「曖昧模糊な説明」「記憶が曖昧模糊としている」のように用いる、やや硬い表現。「曖昧」だけよりも、不明瞭さが重なっている印象を与える。
別表記
- 曖昧模胡
補足
- 「曖昧模湖」と書くのは誤り。正しくは「曖昧模糊」(または「曖昧模胡」)。
- 「あいまいもふ」と読むのは誤り。標準的な読みは「あいまいもこ」。
例文
- 担当者の説明は曖昧模糊で、計画の責任者が誰なのか分からなかった。
- 記憶が曖昧模糊なままでは、当時の出来事を正確に証言できない。
- 契約条件を曖昧模糊にしたまま進めると、後で大きなトラブルになりかねない。
分類
類義語
- 曖昧不明
- 漠然模糊
- 有耶無耶
対義語
- 明確明瞭
- 一目瞭然
- 判然明白