放言漫語
読み方:ほうげん まんご
意味
根拠や責任を十分に考えず、思いつくままに勝手なことや、とりとめのないことを言うこと。軽率な発言や、内容の乏しいおしゃべりを批判的にいう表現。
由来
「放言」は遠慮や責任感なく勝手なことを言うこと、「漫語」はとりとめなく語ることを表す中国由来の漢語である。この二語を重ねて、無責任・漫然とした発言をいう四字熟語となった。特定の古典一書を典拠とする故事成語ではなく、成立時期も明確ではない。
備考
主に無責任・軽率な発言を批判する際に用いる、やや硬い語。「自由に意見を述べる」という肯定的な意味では通常用いない。
補足
- 「放言高論」と混同しないよう注意する。放言高論は、根拠の乏しい大げさな議論・発言をいう。
- 「漫語」を「慢語」と書くのは誤り。
例文
- 根拠を確かめずに放言漫語を重ねれば、議論への信頼を失う。
- SNSでの放言漫語が、思わぬ誤解と反発を招いた。
- 評論家は事実に基づいて論じるべきで、放言漫語に終始してはならない。