攀竜附鳳
読み方:はんりょう ふほう
意味
竜や鳳凰にすがりつく意から、権力・勢力のある人物に取り入り、その威勢を利用して自分も出世や利益を得ようとすること。多くの場合、へつらいや打算を含む批判的な意味で用いる。
由来
中国の歴史書『漢書』「叙伝下」に見える表現に基づく。竜と鳳凰は天子や高貴な人物を象徴し、それらにすがるように有力者に付き従って栄達を求めることを表す。
備考
「攀」はよじ登る・すがる、「附」は付着する意。竜と鳳凰は権威・高貴さの象徴である。単に有力者の支援を受けることではなく、私利私欲のために取り入るという否定的な含みが強い。
別表記
- 攀龍附鳳
補足
- 「竜」を通常の音読みのまま読んで「はんりゅうふほう」とするのは誤り。読みは「はんりょうふほう」。
- 単に有力者から援助を受けるという中立的な意味ではなく、出世や利益のために権力者へ取り入る意味である。
例文
- 彼は有力議員に近づいて地位を得ようとしたが、その攀竜附鳳の姿勢は周囲の反感を買った。
- 実力ではなく攀竜附鳳によって昇進した人物は、後ろ盾を失えば立場も危うい。
- 権力者にへつらう攀竜附鳳の風潮が強い組織では、自由な意見が出にくい。
分類
類義語
- 阿諛追従
- 追従迎合
- 趨炎附熱
対義語
- 独立独歩
- 不羈独立
この四字熟語に使われている漢字
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