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徇私枉法

読み方:じゅんし おうほう

意味

私的な利益や縁故、感情に従って、公正であるべき法律・規則の運用を曲げること。とくに公務員や権力を持つ者が、特定の人をひいきして不正な扱いをすることをいう。

由来

中国・元代の劇作家、王実甫(おうじつほ、13世紀末〜14世紀初めごろ)の戯曲「西廂記」に見える語とされる。「徇私」は私情・私的な関係に従うこと、「枉法」は法を曲げることを表す。両語を重ね、私情のために法を不当に運用する意となった。

備考

主に公務・司法・組織運営など、法令や規則を公正に適用すべき場面で用いる硬い表現。「私利を得る」だけでなく、縁故や情実によるえこひいきも含む。

誤用・混同注意

  • 「徇私」を、同音・近形の「循私」と書くのは誤り。正しくは「徇私枉法」。
  • 単に私的な利益を得る意味に限らず、縁故や情実によって法・規則を曲げることを指す。

例文

  • 担当者が徇私枉法に及べば、行政に対する国民の信頼は失われる。
  • 縁故のある業者だけを不当に優遇することは、徇私枉法と批判されかねない。
  • 裁判官には、いかなる圧力や私情にも左右されず、徇私枉法を避ける姿勢が求められる。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字