徇私舞弊
読み方
じゅんし ぶへい意味
私利私欲を図ったり、個人的な情実・縁故に従ったりして、不正な手段を用いること。「徇私」は私情に従うこと、「舞弊」は不正を行い、ごまかしを働くことをいう。公務、選考、取引などで公平さを欠く行為を非難する際に使う。由来
中国の故事・漢文に由来する語。明代(14世紀後半~17世紀前半)に成立したとされる中国の白話小説『水滸伝』第八十三回に、「徇私舞弊」の形で見える。官吏が私情や私利のために不正を働くことを表した表現で、日本語でも漢語の四字熟語として定着した。備考
主に文章語・公的な文脈で用いられる、強い非難を含む語。「殉私」ではなく「徇私」と書く。単に知人を優先するだけでなく、不正・ごまかしを伴う場合に適する。例文
- 入札に関する徇私舞弊が疑われ、第三者委員会による調査が始まった。
- 採用担当者が徇私舞弊に陥らないよう、選考基準と審査手続を公開した。
- 公職にある者は、いかなる徇私舞弊も許されないという自覚を持つべきだ。