大驚小怪
読み方
たいきょう しょうかい
意味
小さな事柄や些細な異変に対して、必要以上に驚いたり怪しんだりして大騒ぎすること。「大いに驚き、小さなことを怪しむ」という意味で、落ち着きを欠いた過剰な反応をやや批判的にいう語。
由来
中国・南宋時代(12世紀)の朱熹が林擇之に宛てた書簡「答林擇之」に、「小さな点だけを見て騒ぐこと」を戒める文脈で「小驚大怪」という表現が見られる。これに由来し、日本では「大いに驚き、小事を怪しむ」の意で「大驚小怪」という語形が定着した。
分類・構成
備考
主に文章語・やや硬い表現として用いられる。相手の反応を「些細なことを必要以上に騒ぎ立てる」と批判する響きがあるため、直接相手に使う際は注意が必要。
誤用・混同注意
- 「小驚大怪」は原典に見られる語順だが、日本語の四字熟語としては通常「大驚小怪」を用いる。
例文
- 彼は机についた小さな傷を見ただけで大驚小怪し、周囲を困らせた。
- 些細なうわさに大驚小怪せず、まずは事実を確認しよう。
- 子どもの失敗を大驚小怪するよりも、落ち着いて次の方法を教えるべきだ。