針小棒大
読み方:しんしょう ぼうだい
意味
針ほど小さな事柄を棒ほど大きく言うように、事実を必要以上に大げさに言ったり、小さな問題をことさらに重大なことのように言ったりすること。批判的な意味で用いる。
由来
中国の清代、18世紀ごろに曹雪芹が著した小説『紅楼夢』に見られる語とされる。「針」のように小さいものを「棒」のように大きく言う、という対比的な表現から、小事を誇張して語る意味になった。
備考
主に、話や報道が事実以上に誇張されていることを非難・批判する際に使う。「針小棒大に言う」「針小棒大に扱う」の形が多い。
補足
- 単に物の大きさの差を表す語ではなく、小さな事柄を大げさに言うことを意味する。
- 「針少棒大」などと書かない。正しくは「針小棒大」。
例文
- 彼は少しの行き違いを針小棒大に話すので、報告をそのまま信じることはできない。
- うわさには針小棒大な部分もあるため、本人に事実を確認しよう。
- 失敗を針小棒大に責めるのではなく、原因を冷静に分析するべきだ。
分類
類義語
- 誇大表現
- 大言壮語
- 大風呂敷を広げる
- 尾ひれを付ける
対義語
- 実事求是
- ありのままに伝えること