大慶至極
読み方
たいけい しごく
意味
この上なく喜ばしいこと、または非常にめでたいことを表す。「大慶」は大きな喜び、「至極」はこの上ないことの意。主に相手の慶事や喜ばしい知らせに対し、心から喜び祝う気持ちを改まって述べる表現である。
由来
「大慶(大きな喜び・大いにめでたいこと)」と「至極(この上ないこと)」を組み合わせた語で、「大慶の至極」ともいう。中国古典の特定の一文を典拠とする故事成語ではなく、漢語を用いた日本の改まった祝賀表現として定着したものとされる。正確な成立年・初出は不明である。
分類・構成
備考
主に祝辞・挨拶状・改まった書簡で用いる非常に硬い表現。「大慶至極に存じます」「大慶至極でございます」の形が多い。日常会話では「大変うれしい」「心からお祝いします」などが自然。
誤用・混同注意
- 「大慶至局」と書くのは誤り(正しくは「大慶至極」)。
- 「大慶」は「たいけい」と読み、「だいけい」とは通常読まない。
- 自分自身の成功や慶事を誇る意味で使うより、相手の慶事・喜ばしい知らせに対して用いるのが一般的。
例文
- このたびのご子息のご結婚、まことに大慶至極に存じます。
- 皆様がご無事に帰国されたとの知らせを受け、大慶至極でございます。
- 長年の研究が認められて受賞が決まり、関係者一同、大慶至極の思いである。
類義語
対義語
- 残念至極
- 悲痛至極