喧喧諤諤
読み方:けんけん がくがく
意味
多くの人が、それぞれの意見を遠慮なく述べ、やかましいほど活発に議論・論争すること。「喧喧」は声が騒がしいさま、「諤諤」は正しいと思うことをはばからずに言うさまをいう。単なる口げんかだけでなく、意見が活発に交わされる議論にも用いる。
由来
中国・唐代(8~9世紀)の文人・韓愈の文章「与孟尚書書」に見える「喧喧諤諤」に基づく。「喧喧」は騒がしく声を上げるさま、「諤諤」は遠慮せず率直に意見を述べるさまを表し、多数の人が盛んに論じ合う意味になった。
備考
「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」と似るが、後者は単に騒がしいさまをいうことが多い。「喧喧諤諤」は、騒がしさに加えて、率直な意見の応酬・議論という意味合いをもつ。
別表記
- 喧々諤々
誤用・混同注意
- 「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」と混同し、読みを「けんけんごうごう」とする誤りがある。
- 単なる騒音や大声の意味だけで使うと、「率直な議論・意見の応酬」という本来のニュアンスが弱くなる。
例文
- 新しい制度案をめぐり、会議では喧喧諤諤の議論が交わされた。
- 委員会は喧喧諤諤となったが、最後には全員が納得する結論に至った。
- 彼の発言をきっかけに、会場では喧喧諤諤たる論争が始まった。