危言高論
読み方:きげん こうろん
意味
人を驚かせるような激しい言論や、現実離れした大げさな議論をすること。もとは高尚で並外れた議論を指したが、日本語では、実行性に乏しい過激な高論を批判的にいうことが多い。
由来
中国の歴史書『漢書』の「揚雄伝下」に見える語。『漢書』は後漢の班固が1世紀、紀元82年ごろまでに編纂したとされる。原典では「危言高論」は、正直で並外れた意見・高尚な議論という比較的肯定的な意味で用いられた。日本語では、人を驚かせる過激な発言や現実味の薄い高論という、批判的な意味合いでも使われる。
備考
原典では高尚で並外れた議論という肯定的な意味合いもあったが、日本語では、人を驚かせるほど激しい言論や、現実性・実行性に乏しい大げさな高論を批判的にいうことが多い。
例文
- 彼は権力者を前にしても危言高論を貫いた。
- 学者たちは国家の将来について危言高論を交わした。
- その論説は、世俗に迎合しない危言高論として高く評価された。