十年一日
読み方:じゅうねん いちじつ
意味
十年もの長い年月が、まるで一日のように感じられるほど、状況・生活・考え方などに少しも変化がないこと。長期間にわたって同じ状態が続き、進歩や新鮮さがないという、やや批判的な意味で用いられることが多い。
由来
「十年を一日のように見る」、すなわち十年もの間、一日も変わらないという意味から成り立った表現である。中国語にも同形の表現が見られるが、特定の故事や古典作品に基づく典拠は明確ではない。日本語では近世以降、「十年一日のごとし」の形でも用いられてきた。
備考
「変化がない」という否定的・批判的な文脈で使われやすい語である。ただし、伝統や変わらない良さを述べる際に、やや皮肉を含めずに使うこともある。
例文
- この町の商店街は十年一日のごとく変化がなく、昔ながらの雰囲気を残している。
- 彼の仕事の進め方は十年一日で、新しい技術を取り入れようとしない。
- 毎日が十年一日のような生活ではなく、時には新しいことに挑戦したい。