人心一新
読み方:じんしん いっしん
意味
人々の心・思想・気分が、改革や新しい方針などをきっかけに、すっかり新しくなること。また、人々の意識をそのように改めること。「人心を一新する」「人心一新を図る」のように用いる。
由来
中国の歴史書『宋史』に見られる語に基づく故事成語とされる。「人心」は人々の心・世論、「一新」はすっかり新しくすることを表し、人々の意識や世の空気が大きく改まる意となった。『宋史』は元代の1343年から1370年ごろに編纂された。
備考
政治・行政・組織改革など、集団の意識や世論を大きく改める場面で使われることが多い語である。個人一人の気分の変化には通常用いない。
補足
- 「人身一新」は誤り。正しくは「人心一新」。
- 「人心一信」は誤記。
- 個人だけの心境の変化を表す語として使うのは不自然な場合がある。
例文
- 新しい知事は情報公開を徹底し、県政に対する人心一新を図った。
- 制度改革が成功するには、規則を変えるだけでなく、人心一新につながる丁寧な説明が必要だ。
- 長年の不祥事を受けて組織を立て直し、職員の人心を一新する方針を示した。