二人同心
読み方
ににん どうしん
意味
二人が心や意志を一つにして、同じ目的のために力を合わせること。互いに信頼し合い、協力すれば大きな力を発揮できるという意味を含む。
由来
中国の古典『易経(えききょう)』の「繋辞上伝(けいじじょうでん)」にある「二人同心、其利断金(ににんどうしん、そのりきんをたつ)」に基づく。二人が心を合わせれば、その鋭さは金属をも断ち切るほど強い、というたとえである。『易経』の成立・編纂には諸説あるが、この伝はおおむね戦国時代(紀元前5~3世紀頃)以降の中国で形成されたと考えられている。
備考
「二人同心、其利断金」の形でも用いる。「二人」は文字どおりの人数を指すことが多いが、少人数が固く結束することのたとえとしても使われる。恋愛・夫婦関係に限らず、仕事や共同作業にも用いる。
例文
- 困難な開発案件だったが、担当者二人が二人同心で取り組み、期限内に完成させた。
- 夫婦が二人同心となって家計を見直した結果、目標額の貯蓄を達成できた。
- 意見の違いを乗り越え、二人同心で地域の課題を解決していこう。