万古不磨
読み方:ばんこ ふま
意味
非常に長い年月が過ぎても、磨り減ったり失われたりせずに残ること。すぐれた名声・業績・作品・思想・価値などが、永遠に近いほど後世へ伝わり続けることをいう。
由来
「万古」は一万年、転じて果てしなく長い年月・永遠を、「不磨」は磨滅しないことを表す漢語である。この二語を合わせ、「永い時を経ても失われない」という意味の四字熟語となった。中国古典由来の語要素を用いた漢文調の表現だが、特定の一作品を典拠とする初出や成立年代は確定しにくく、詳細は未詳。
備考
文章語・漢文調の硬い表現で、日常会話ではあまり用いない。人物の名声、芸術作品、思想、記念碑など、後世まで価値を失わないものに使う。「不磨」は「ふま」と読み、「不摩」とは書かない。
別表記
- 萬古不磨
補足
- 「万古不摩」と書くのは誤り。正しくは「万古不磨」。
- 「不磨」を「ふまい」と読むのは誤り。読みは「ふま」。
- 単に古いものを指す語ではなく、長い年月を経ても価値や名声が失われないことを表す。
例文
- この石碑は千年以上を経ても文字が残り、万古不磨の文化遺産といえる。
- 彼の残した論文は、学問における万古不磨の価値を持っている。
- 人間の尊厳を尊ぶという理念は、時代が変わっても万古不磨であるべきだ。