烈士暮年、壮心已まず
読み方:れっし ぼねん、そうしん やまず
意味
志を抱く立派な人物は、年を取って晩年になっても、その大きな志や向上心を失わないという意味。高齢であっても理想の実現や仕事・学問への情熱を持ち続ける人を称賛し、自らを励ます言葉として使う。
由来
中国・後漢末の政治家・詩人である曹操(そうそう)の詩「亀雖寿(きすいじゅ)」にある「烈士暮年、壮心不已」に由来する。建安13年(208年)ごろの作とされる。「烈士」は高い志や節義を持つ人物、「暮年」は晩年、「壮心」は盛んな志を指す。原文の「不已」を、日本語では「已まず(やまず)」と訓読する。
備考
主に、年齢を重ねても志や意欲を失わない人を敬意を込めて表す。日常会話より、文章・スピーチ・書道の題字などで用いられやすい。句読点を除いて「烈士暮年壮心已まず」とも書く。
例文
- 七十歳で新たな研究に挑む教授の姿は、まさに「烈士暮年、壮心已まず」である。
- 祖父は引退後も地域の子どもたちに学びを教えている。烈士暮年、壮心已まずという言葉がよく似合う。
- 年齢を理由に夢を諦める必要はない。烈士暮年、壮心已まずの気概を持って、新しい挑戦を始めよう。
分類
類義語
- 老驥伏櫪、志在千里
- 老当益壮
- 志は千里に在り
対義語
- 老いては子に従え
- 功成り名遂げて身退く