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沈黙は金、雄弁は銀

読み方:ちんもく は きん、ゆうべん は ぎん

意味

雄弁に話すことにも銀ほどの価値はあるが、軽々しく発言せず黙っていることには、それ以上に金ほどの価値があるという意味。特に、余計なことを言えば不利になったり争いを招いたりする場面では、沈黙や慎重さが大切だという教え。

由来

英語のことわざ「Speech is silver, silence is golden.」を訳したものとされる。英語形は19世紀前半、1830年代には用例が確認されている。ドイツ語など欧州諸語にも近い表現があるため、特定の著者や単一の古典を起源とすることは難しい。日本語としていつ定着したかは明確ではない。

備考

沈黙の価値を強調する比喩で、慎重さや自制を説く言葉。必要な説明、助けを求める発言、理不尽への抗議まで控えるべきだという意味ではない。

別表記

  • 雄弁は銀、沈黙は金
  • 沈黙は金なり、雄弁は銀なり

誤用・混同注意

  • 「沈黙は常に正しく、どのような場合でも発言してはいけない」という絶対的な教えとして解釈するのは不適切。状況に応じて慎重に発言することの価値を説く表現である。

例文

  • 不用意に相手を批判して状況を悪化させるくらいなら、沈黙は金、雄弁は銀というように、今は発言を控えよう。
  • 交渉では何でもこちらの事情を話す必要はない。沈黙は金、雄弁は銀という姿勢も時には有効だ。
  • 彼は質問攻めに遭っても感情的に反論しなかった。まさに沈黙は金、雄弁は銀を実践していた。

分類

類義語

対義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字