我が亡き後に洪水よ来たれ
読み方:わが なきあとに こうずいよ きたれ
意味
自分が死んだ後のことなら、世の中にどのような災難や混乱が起きても構わない、という意味。将来への責任や他人への配慮を欠いた、自己中心的で無責任な態度を批判的に表す言葉。
由来
フランス語の「Après moi, le déluge(アプレ・モワ・ル・デリュージュ)」の訳語。18世紀、フランス国王ルイ15世が1757年ごろ、または愛妾ポンパドゥール夫人が言った言葉として伝わる。ただし、実際の発言者や正確な発言時期には異説がある。
備考
実際の洪水だけを指すのではなく、後に起こる混乱・破綻・災難全般の比喩。通常は他人の無責任さを非難・皮肉る文脈で用いる。
例文
- 環境問題を放置して「我が亡き後に洪水よ来たれ」と考えるのは、あまりに無責任だ。
- 彼は会社を辞めると決めた途端、引き継ぎもせず、我が亡き後に洪水よ来たれという態度になった。
- 将来世代への影響を考えずに政策を決めるのは、我が亡き後に洪水よ来たれと言っているようなものだ。
分類
類義語
- 後は野となれ山となれ
- 後のことは知ったことではない
- 我亡き後に洪水は来たれ