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人を以て鑑と為す

読み方:ひと を もって かがみ と なす

意味

他人の行いや意見を鏡のようにして、自分の長所・短所や得失を省みること。他人の失敗や批判から学び、自らの行いを正すべきだという教えをいう。

由来

中国・唐代の歴史書『貞観政要』に見える唐の太宗の言葉に由来する。太宗は、魏徴が643年に亡くなった際、「銅を鏡とすれば身なりを正せ、歴史を鏡とすれば国の興亡を知れ、人を鏡とすれば自分の得失を明らかにできる」と述べたとされる。「以人為鑑」を日本語の漢文訓読調で「人を以て鑑と為す」とした表現である。

備考

「鑑」はここでは「かがみ」と読み、手本や反省の材料を意味する。単に他人を批判するのではなく、他者を通じて自分を省みるという肯定的な文脈で用いる。

例文

  • 部下からの率直な意見を聞くのは、人を以て鑑と為すために欠かせない。
  • 先輩の失敗談を自分の仕事に生かすのは、まさに人を以て鑑と為す姿勢だ。
  • 彼は競争相手の成功と失敗を観察し、人を以て鑑と為して経営方針を見直した。

分類

類義語

このことわざに使われている漢字