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鷙鳥不群

読み方:しちょう ふぐん

意味

すぐれた才能や志をもつ人物は、凡庸な人々とむやみに同調したり群れたりしない、というたとえ。鷹・鷲などの猛禽類が他の鳥と群れないことになぞらえる。独立心や卓越性を称賛する意味で用いる。

由来

中国・前漢時代、紀元前2世紀ごろに劉安らが編んだとされる『淮南子』の「説林訓」にある「鷙鳥不群、鷙獣不伍(鷙鳥は群れず、鷙獣は伍せず)」に基づく。猛禽や猛獣が他と群れない性質を、卓越した人物が凡俗に同調しないことにたとえた語である。

備考

主に、才能・見識・志の卓越した人を褒める文語的な表現。「人と関わらないこと」自体を無条件に称賛する語ではなく、凡俗への不必要な迎合をしない意である。

補足

  • 「鷙」を「鷹」と書き換えない。「鷙鳥」は鷹・鷲などを含む猛禽類一般を指す。
  • 単なる人嫌い・協調性の欠如を称賛する語と誤解しない。卓越した人物が凡俗に同調しないことをいう。

例文

  • 彼は流行や周囲の評判に迎合せず独自の研究を続けた。まさに鷙鳥不群の学者である。
  • 鷙鳥不群というが、優れた芸術家ほど安易に多数派へ合わせないことがある。
  • 彼女の孤立は単なる協調性の欠如ではなく、信念を曲げない鷙鳥不群の姿勢ともいえる。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字