鶉衣百結
読み方:じゅんい ひゃっけつ
意味
うずらの羽のようにぼろぼろで、何度もつぎはぎをした衣服のこと。転じて、そのような服を着なければならないほど生活が貧しく、困窮している様子をいう。
由来
中国・戦国時代、前3世紀ごろに成立した『荀子』大略篇の「子夏貧、衣若懸鶉(子夏は貧しく、その衣は懸けたうずらのようであった)」に基づく。「鶉衣」はうずらの羽のようにまだらで破れた衣、「百結」は数え切れないほどつぎはぎを当てた衣を表す。
備考
日常会話ではまれで、文章語・文学的な表現である。単に古い服を指すのではなく、極度の貧困や困窮した境遇を強調する際に用いる。
補足
- 「鶉」を「鶏」などと書き換えない。
- 「百結」は文字どおり百個の結び目ではなく、何度もつぎはぎされた状態を表す。
- 「じゅんいひゃくけつ」ではなく、一般に「じゅんいひゃっけつ」と読む。
例文
- 昔の貧農は、鶉衣百結の身なりで厳しい冬を越さなければならなかった。
- 小説には、鶉衣百結の旅人が村の門をたたく場面が描かれている。
- 彼は鶉衣百結の暮らしにあっても学問を志し、書物を手放さなかった。
分類
類義語
対義語
- 錦衣玉食
- 肥馬軽裘
この四字熟語に使われている漢字
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